
RUNTEQ勉強会レポート vol.2 初学者ゴロシ『APIを叩く』

みなさんこんにちは、RUNTEQです。
RUNTEQでは毎週、講師陣による勉強会が開かれています。テーマは主に、「初学者のつまずきやすいポイント」です。
今週は、講師のだいそんが、「初学者ゴロシ『APIを叩く』」と題して、初学者がイメージしにくいAPIについての勉強会を実施しました。
19時30分から約1時間、ZOOMにて開催された模様の一部を、イベントレポートという形で紹介したいと思います。
APIって聞いたことがあるけど
APIを叩くって聞いたことありますよね。どんなものかわかりますか? 今回の勉強会のゴールは「APIについてイメージできること」です
APIとは?
APIは「Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)」の略語です。
実際の働きに即して説明すると、APIとは「決められたインターフェースに適合するようにHTTPリクエストを送ると、それに応じたレスポンスを返す」働きをします。
イメージを掴むために、API = エンドポイント(例: http://localhost/users/1)と思ってもらっても良いです。
図の中の紫部分のことを指します。

■ 引用 Web APIとは何なのか
ZIPCODAを利用して、APIを具体的に理解していきましょう。ZIPCODAは郵便番号を入力すると住所を、住所を入力すると郵便番号を返してくれるサービスです。(ZIPCODA: https://zipcoda.net/)
「ZIPCODA」のAPIを使ってみよう
ZIPCODAは郵便番号と、それに紐付いた住所の情報をデータベースとして持っています。そしてそのデータを誰でも利用できるようにAPIを公開しています。
APIの利用方法が記載されたページを見ると、次のような情報が記載されています。

ここから、サーバー側は次のような状態であることがわかります。
https://zipcoda.net/api
というURLで待ち構えているGET
リクエスト前提で待ち構えているzipcode
というキーに対してString型の半角数字(〜7桁)が設定されている前提で待ち構えている
そのためこのAPIを利用するには、上記の条件を満たさなければいけません。
冒頭で定義したAPIの「決められたインターフェースに適合するように」とは、「指定された条件を満たすような」ということです。
勉強会ではPostmanを使用して、実際にこのAPIにリクエストを送り、どのようなレスポンスが返ってくるかを確認しました。
よく聞く「APIを叩く」という言葉の意味は「決められたインターフェースに適合する(=指定された条件を満たす)HTTPリクエストを送る」という意味です
APIを利用しよう
現在、多くのAPIが公開されています。Rakuten RapidAPIなどで探してみましょう。
ツイートをしたり取得したりする「Twitter API」や、機械学習を利用して画像や動画の分析をする「Amazon Rekognition」などを使ってポートフォリオを作成することを検討してもよいでしょう。
自前で作れるものだけでポートフォリオを作ろうとすると、どうしてもアイデアの幅が広がりません。 せっかく世の中に良質なAPIが溢れているので、ぜひ活用してみると良いと思います!
続いて、APIとVue.jsとの関係性を見ていきましょう。この二つは切っても切り離せません
勉強会はこの後、Vue.jsのレンダリングの解説へと移りました。
APIについてはRUNTEQラジオでも解説していますので、ぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=eXXeQvZHTWQ
RUNTEQに入っていろんな勉強会に参加しよう
RUNTEQでは、ただカリキュラムを進めるだけではなく、さまざまなテーマで勉強会を実施しています。勉強会に参加することには多くのメリットがあります。
・カリキュラムで学習した知識が深まる
・講師や受講生と顔を合わせることで、モチベーションの維持ができる
・講師の共有画面で実際の挙動をその場で確認できる
・講師による関連情報の紹介
また、勉強会はほぼすべて録画されているので、都合が合わず勉強会に参加することができなくても大丈夫です。時間のあるときにゆっくり学習をすることができます。
RUNTEQにご興味のある方は、下記リンクより、お気軽に説明会へご参加ください。 https://runteq.jp/